捨てる時間術
どーもまつまつです!!!
今日の本の紹介は
若杉アキラ氏の
捨てる時間術
です!!!
この本では若杉氏が27歳で企業し、毎日働き漬けの日々をおくられていました。
その中で、「娘と2人きりのお出かけ」の時に感じた娘さんの話の中に自分がいないことから、今までの時間を見直し、必要でない時間を「捨てる」ことを決意されました。
そして現在では、「家族との生活を楽しみ、自分のペースでやりたい仕事をする」生活をされており、その時に気づいたことを70の方法でまとめられています。
この本では日常に溢れている「ムダな時間を削ぎ落とす」ことで、自分のやりたいことをする時間を増やす考えで、
「時間のムダ」「なんとなく残業」「イヤな人間関係」「お金のムダづかい」「片づけでムダをなくす」「夫婦のすれ違い」「親のための育児」
について書かれています。
この本のいいところは「ムダ」を指摘するだけでなく、その代替案や、考え方を教えてくれていることが共感しやすいと思いました。
その中でも気づいた点・実践したい点をいくつか紹介したいと思います。
です。
「人に任せられる仕事」をやらない
「自分でやったほうが早い」「人に任せるよりうまくできる」と仕事を抱え込んでしまいがちですが、これをするとその人に聞かないとわからない仕事や引き継ぎが発生して、周りで働く人がかえって迷惑することもあります。
それに、自分しかできない状態になることで、休むことができず、自分の時間を削ってまで仕事をするようになってしまい、ムダが多いことになってしまいます。
そのために、自分の覚えた仕事は、早めに人に振っていくことが大事です。しかし、そうすると一時的には人に教える仕事が増えてしまい、「自分がやったほうが早いのに」という葛藤も生まれますが、「人に任せられる仕事」を手放していくことで、自分は自分にしかできない仕事に専念することができます。
仕事を抱えこんで周りに迷惑をかけることもなく 、一緒に働く人の時間も、自分の時間もムダにすることがなくなるとこの本では言っています。
人に期待しすぎない
人に期待することは誰にでもあります。例えば、人に挨拶したら「ふつう、挨拶は帰ってくる」とか「ふつう、旅行に出かけたら、お土産を買ってくる」と期待してしまいます。しかし、これは自分にとっての「ふつう」であって、「ふつう」は人それぞれ異なるものなのに、自分の価値観だけで人に期待しすぎているのではないでしょうか?
そのために、「なんであの人はやってくれないんだ」とか「なんでそんなことができないんだ」と怒ったり、イライラしたりしてしまうわけです。そのイライラはまさにムダなことです。
自分は自分のままでいいですが、それは同時に他人は他人のままでいいことになります。つまり、自分と同じように他人の「ふつう」も受け入れられると、イライラすることやモヤモヤすることがなくなり、ムダが省けます。
「意地」を張らない
「電気の付けっ放し」や「ゴミ出しのやり方が違う」などの日常のささいなすれ違いから夫婦げんかとなり、お互いに意地を張って、いつまでも根に持ってしまうことはないでしょうか?
何か相手から言われた時につい言い返してしまうこともあります。自分の正しさを証明しようと意地になって主張しようと思うかもしれませんが、この時間が本当にムダだとこの本では言っています。
夫婦げんかは長引けば長引くほど、意地を張れば張るほど、夫婦にとって悪いことしかありません。そこでの一番ラクな解決方法は、自分から先に謝ってしまって仲直りすることです。
もし自分は全然悪くないと思っても「意地を張ってごめん」「気分を悪くしてしまってごめん」という謝り方で謝ったほうがラクです。
しかも、しっかり謝ることのできる人の方が、精神的に大人です。夫婦げんかは謝っても謝られても、お互い根を持たずに水に流した方がいいとこの本では言っています。
以上がこの本を読んでの気づいた点・実践したい点です!!!
この本の中で言われている「ムダ」は様々な場面でぶつかっていく問題かと思いますが、自分の時間や家族と過ごす幸せな時間を確保するために長い目で見て、受け流すことが大事なのかなと思いました。
特に仕事の上での「ムダ」は徹底的に省いていきたいと思いました!!!