伝え方が9割
どーもまつまつです。
今日の本の紹介は
佐々木圭一氏の
伝え方が9割
です!
ざっとこの中で紹介されている技術を紹介します!!!
とても簡単なステップで構成されており、誰でも実践できるような内容ばかりです!!!
「ノー」を「イエス」に変える3つのステップ
STEP1、自分の頭の中をそのままコトバにしない
ストレートに自分の思いを伝えることで、うまくいくこともありますが、それは「考えた」上で判断したほうがいいです。
まずは、頭で思ったことをそのまま口にするのではなく、少し考えることです。
STEP2、相手の頭の中を想像する
いったん自分のお願い事から離れて、相手の頭の中を想像します。わかりうる相手の基本情報を思い出してみましょう。
STEP3、相手のメリットと一致するお願いをつくる
大切なのは、相手の文脈でコトバをつくることです。お願い事をする時に、相手にとって「イエス」にし、結果的に自分の求めていることが達成するようにするのです。
「イエス」に変える7つの切り口
STEP2で紹介した「相手の頭の中を想像する」時の切り口を紹介します。
1、相手の好きなこと
自分のメリットではなく、相手の好きなことを考え、相手のメリットにする。
2、嫌いなこと回避
相手の好きなことを考える一方で、相手の嫌いなことを回避するような考え方。
3、選択の自由
相手の好きなことを提示するだけも、「決断」が必要になります。そこで、選択肢を与えることで、「比較」は簡単にでき、決断したと錯覚します。
4、認められたい欲
もともとひとは誰かに認められたいという欲があります。認めているコトバから始めることで、面倒くさいこともやってみようとする気持ちが生まれます。
5、あなた限定
もともと人は「あなた限定」に弱いのです。そして、この考え方が効くのは、実は沢山の人数にお願いする時に有効です。
6、チームワーク化
お願いを相手任せにするのではなく、「いっしょにやりましょう」と自分と相手をチームワーク化してしまいます。人はもともと集団行動をする動物なので、誰かがやるなら自分もやりたくなるものです。
7、感謝
「ありがとう」と感謝を述べられると、ノートは言いにくいことは昔から知られていることなのでそれを利用します。
「強いコトバ」をつくる5つの技術
「強いコトバ」とはこの本では、人の感情を動かすエネルギーのあるコトバと定義しています。その言葉にエネルギーをつけるにはどうしたらいいか?それはコトバに高低差をつけることであるとこの本では言っています。
この本ではその高低差をつけるための方法を5つ紹介しています。
1、サプライズ法
伝えるコトバに、驚きのワードをつくる方法です。一番簡単なのが、「!」をつけること。
2、ギャップ法
スタート地点を下げ、言いたい意味に、ギャップを作ってあげるのです。
作り方としては、最も伝えたいコトバを決める。そのコトバの正反対のワードを考え、前半に入れる。たったこれだけで完成です。
3、赤裸々法
コトバに、体温を感じさせ、時に詩人のようなニュアンスを作り出すことのできる方法です。
方法としては、最も伝えたいコトバを決めて、自分の体の反応を赤裸裸にコトバにすることです。
4、リピート法
童謡でも多く使われているように、リピートすることで、聞き手の記憶に刷り込むことができます。
5、クライマックス法
と同じで、事前にカウントダウンを伝えてあげることで、伝えたいことが的確に集中力を持って聞いてもらえるようになります。
10分で「強い長文」をつくる技術
長文をつくる方法でもいくつかコツが紹介されています。
1、先を読みたくなる「出だし」をつくる
2、読後感をよくする「フィニッシュ」をつくる
3、飛ばされない「タイトル」をつくる
そしてその中でも気づいた点は以下の通りです。
・個人発信力が求められている時代
・世の中の情報量は10年で約530倍になった
・個人発信力が求められている時代
この現代ほど、個人発信が力を持った時代はありません。この変化には2つ理由があるとこの本では言っています。
「組織への疑い」
企業や政府などの組織がいいことしか言っていないのではないかと疑う気持ちです。
「情報の洪水」
WEBの普及により、あまりにも情報が増え、人が処理できる量を超えてしまったことをさします。そこで、知っている人/特定できる個人のコトバ以外をシャットアウトする状況になったのです。
野菜の生産地や、店のオススメを紹介するとき、もう「お店がオススメの毛ガニ」ではなく、「バイトの〇〇がオススメの毛ガニ」を世の中は求めており、個人の発信が効く時代になっているのです。
・世の中の情報量は10年で約530倍になった
この本の中で驚きのデータが紹介されており、世の中に存在して目にすることのできる情報量が、10年で530倍にもなっているというデータです。
これにより、世の中ではほとんどの情報が無視されている状況です。ただでさえ溢れている情報の中で、個性のない普通のコトバは無視されるどころか、なかったものとして扱われます。
発信するコトバを無視されないためにも上で書いた「強いコトバ」を扱っていくことが必要であると思いました。
以上がこの本を読んで気づいた点・実践したい点でした。
佐々木氏も本で述べていたように、「コトバ」というものは何か降ってくるものであり、ちょっとセンス的なところがあるので、自分には遠い存在だと思っていました。
しかし、この本を読んで、少しの工夫で、「ノー」という返事が「イエス」に変わる伝え方もあるんだと思いました。しかも、この本に書いてある方法はどれもとっつきやすく、簡単に実践できそうな点が、読んでいて、「いろんな人に試してみたい!」と思うようになりました!!!
これも一つのアンテナを貼ることができたようなそんな感じがします。
書くこと・話すことでもここで得たコツを活かしていきたいと思いました!!!