神・時間術(再読・速読)
どーもまつまつです。
今日は速読で
樺沢紫苑氏の
神・時間術
を読みました。
この本は過去に読んで、初めて集中力に着目した時間の考え方や、朝の貴重性を認識した、いわば自分の中での教師的な本です。
基本的な構成は理解したつもりなのですが、もう一度読み、実践できることを増やしていこうと思って、速読してみました。
この本の構成として、
まず樺沢先生は執筆に情報発信、そして、趣味の映画や交流会など、人の4倍仕事をして、人の2倍遊んでいると豪語されています。
その先生の時間術なので「神」時間術なのです。
もちろん科学的にわかりやすく、誰でも実践できる項目を含んでいる内容でもあります。
「神・時間術」の考え方の原則としては
「集中力」で時間を考える
「集中力」をリセットする
「仕事効率」を高める
「自己投資」のために時間を使う
そのために
集中力の高める方法
朝の時間を活かす方法
午後の集中力リセット法
夜の時間を活かす方法
仕事の時間を活かす方法
自由時間を活かす方法
が乗っていますので、全てでなくてもそれぞれの項目からピックアップして、1つ1つ実践できると思います。
この中でも再読をしてまた新たに気づいた点・行動したい点は
・運動は最大の時間創生術
・宵越しのストレスは持たない
・今日読む本を決める
です
・運動は最大の時間創生術
この本では運動が脳にいい科学的根拠として
1、海馬の神経を増やし、長期記憶を強化する
BDNP(脳由来神経栄養因子)が分泌され、神経細胞を促進する。
2、脳を育てる
脳の容積が増える。シナプスのネットワークが増える。
3、学習能力がアップする
35分ランニングマシーンで走っただけで、その直後から認識の柔軟性(遂行機能)、学習能力が向上する。
4、頭が良くなる
「運動をする人」と「運動をしない人」を比べると、長期記憶、推論、注意、問題解決、流動性の課題について、成績が上だった。
5、作業記憶が良くなる
運動の前と後では、作業記憶(ワーキングメモリー)のテスト結果が50%以上改善した。
6、ぐっする眠れる
週に150分の運動で、睡眠の質、日中の眠気、日中の疲労・集中力が改善する。
7、やる気が高まる
運動を開始するとすぐにモチベーション物質であるドーパミンが分泌される。ドーパミンには、記憶増強効果、学習強化効果もある。また、継続的な運動によって、ドーパミンニューロン同士の繋がりが強くなる。
と言っています。やはり、適度な運動をすることが脳に良いことは明らかです。
そこで、集中力・健康のために運動をするのは「いつ」が良いのか?
この本では理想は夕方(4時ごろ)がダイエット的にも、リフレッシュとしてもが良いと言っています。
しかし、この時間帯は仕事中のことが多いので、仕事があるのであれば「朝」または「終業後」にはなってきます。
そこで注意したいのが、運動は就寝の3時間前には終えておかないと睡眠に悪影響であるということです。
自分は中々夜にジムに行くことが今はできないので、
仕事の日は終業後〜晩御飯までに軽い運動をして、リフレッシュするのと
休みの日は4時ぐらいに子どもと体を動かしてリフレッシュする時間に当ててみようと思います。
終業後〜晩御飯までの時間はあまり遅くまでできないので、もちろんできるだけ仕事を定時で切り上げられるように効率を工夫します。
・宵越しのストレスは持たない
この本では、多くの方のように、1週間単位で仕事の日や休日に緩急をつけて過ごすのではなく、
24時間の中で収支を合わせるように次の日にストレスを持ち込まないようにすることで、
その日、その日で100%のパフォーマンスができるようにすると良いとのことです。
例えば5日働いて、2日休む人のリズムであれば、週末に近づき、木曜日、金曜日になればいわゆる「お疲れモード」になってしまい、
このことを「神・時間術」的に考えるとパフォーマンスは60〜70%まで下がってしまうことになります。
自分は不定休なので、なおさらのこと1週間単位で、パフォーマンスの%を帳尻合わせすることは難しいと思うので、できるだけ、その日1日で全てを完結 し、また次の日に100%のパフォーマンスを発揮できるように心がけたいと思います。
・今日読む本を決める
朝出かける前に「今日はこの本を読もう」と決めてしまいます。
そうやって目標設定をすることでドーパミンが出て、モチベーションが上がるので効率よく読書ができます。
また、読了した後すぐにアウトプットすることで内容を忘れにくいので、考えをまとめやすい。
少し以前紹介した「多読」の方法とは方針が違いますが、この方法で読書→アウトプットのサイクルを回してみようと思います。
以上が「神・時間術」を再読して気づいた点・実践したい点です。
何回も同じ本ですが、読み直すことで新たな気づきも得られるなぁと思いました。