マインドフルネス&スキーマ療法(認知行動療法)②
どーもまつまつです!!!
今日は認知行動療法のまとめの中で
マインドフルネスとスキーマ療法
についてまとめていこうと思います!!!
第2弾です!!!
このまとめには以下の本を参考にしています。
ケアする人も楽になる マインドフルネス&スキーマ療法 BOOK1
- 作者: 伊藤絵美
- 出版社/メーカー: 医学書院
- 発売日: 2016/09/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
では行ってみましょう!!!
目次
過去の記事
スキーマ療法って?
スキーマ療法とは、認知行動療法が進化して作られた新たな心理療法アプローチで、認知行動療法が主に「症状」「困りごと」に焦点を当てるのに対して、スキーマ療法は主に「生き方」「価値観」に焦点を当てるような、視野の広いアプローチです。
浅い「自動思考」深い「スキーマ」
認知行動療法の中で、認知を階層的に捉えると、浅いレベルでの認知のことを「自動思考」と呼び、深いレベルでの自分や世界や他者に対する価値観のことを「スキーマ」と言います。
決して、自動思考は浅いから価値が低いとか、スキーマは深いから重要だということはありません。
「スキーマ」は心理療法の一つであり、まずは認知行動療法で、自動思考レベルのセルフモニタリング、コーピングが可能になってから、スキーマ療法を始めていきます。
日々のストレスに対するケアには認知行動療法が有効ですが、「人生の生きづらさ」に対してはスキーマ両方を行うことが有効とされています。
取り扱うのは「早期不適合的スキーマ」
スキーマ療法で取り扱っていくのは、「人生の早期に形成され、のちに人生を生きづらくするスキーマ」です。それをこの本では「早期不適応的スキーマ」と呼んでいます。
そして、そのスキーマ療法のアプローチには「オリジナルモデル」と呼ばれる、早期不適応的スキーマ理解と回復に焦点をあてる方法と、「モードモデル」と呼ばれる、スキーマモードという概念を中心とするアプローチ方法がこの本では紹介されています。
次回はこの2つの方法について触れていこうと思います!!!