マインドフルネス&スキーマ療法(認知行動療法)①
どーもまつまつです!!!
今日は認知行動療法のまとめの中で
マインドフルネスとスキーマ療法
についてまとめていこうと思います!!!
このまとめには以下の本を参考にしています。
ケアする人も楽になる マインドフルネス&スキーマ療法 BOOK1
- 作者: 伊藤絵美
- 出版社/メーカー: 医学書院
- 発売日: 2016/09/09
- メディア: 単行本
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では行ってみましょう!!!
目次
マインドフルネスって?
マインドフルネスとはこの本では
「自分の体験を自分の体験としてしっかり受け止め、味わい、手放すこと」
と定義されています。
認知行動療法でもセルフモニタリング(自らの体験にリアルタイムに気づく)があり、マインドフルネスはその延長戦上にあり、応用的なものとも考えられます。
簡単に言えば、セルフモニタリングを通じて気づいたことを、評価や否定をすることなしに、優しく受け止め、興味をもって味わい、そっと手放す、というものです。
マインドフルネスの基本原則
マインドフルネスの基本原則をざっくり紹介します。
・「自分の体験を、ありのままに気づき、受け止める」ために、自分の体験に巻き込まれない、「もう1人の自分」を作ります
・「もう1人の自分」は、自分の体験を、興味を持って、優しいまなざしで観察します
・「もう1人の自分」が観察した自分の体験を、一切否定したり、評価したりせず、その体験を「あるがまま」に受け止め、受け入れます
・「ポジティブな体験は長引かせたい」「ネガティブな体験は終わらせたい」と思うのが人情ですが、自分の体験を一切コントロールしようとしません
・上の思いになったとしても、またそれを否定せず、そのまま受け止めます
・まとめると自分の全ての体験に対して、一切のコントロールを手放し、興味関心を持って、受け止め、味わい、そのうち消えていくのに任せていきます
マインドフルネスの対象
マインドフルネスの対象となる「個人の体験」「個人の反応」には様々なものがあります。
環境に対するマインドフルネス
認知行動療法の中でもあるように、環境や状況に対するマインドフルネスです。
認知に対するマインドフルネス
認知に対して目を向けて、とっさに浮かんでくる自動思考に対して、マインドフルネスを行い、受け止めます。
気分・感情に対するマインドフルネス
自分のその時の状況に対する気分や感情に目を向けるマインドフルネスです。
身体反応・行動に対するマインドフルネス
その場で生じる身体感覚や、その時々に自分が取っている行動に対して気づきを向け、それらを受け止めます。
マインドフルネスは過去の記事でも取り扱っています!!!
世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
- 作者: 久賀谷亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/07/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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次回はスキーマ療法について紹介しようと思います!!!