まつまつの徒然日記

どーもまつまつです。 一児の父として日々理学療法士として奮闘中です! 日々の記録やアウトプットとしてブログ始めてみました! 興味のあること ・理学療法について ・育児について ・読書について 色々更新していこうと思います! 最近の読書では(習慣化、読書法、マインドフルネス)の本を中心に読んでいます。 またオススメの本があれば教えてください!!!

転職の思考法

どーもまつまつです!!!

 

今日の本の紹介は

 

北野唯我氏の

転職の思考法

 

です!!

 

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

 

 

まつまつ別に転職したいわけではなくて、この本の目次を読んでいると、「働き方」について乗っている本だと判断ができたので、買ってみたんです!

 

まさにこの本には「転職」を少しでも考えたことがある人ならば、起こりやすそうなケースを物語風に書き示されていて、読みやすい本でした。この本を読むことで、「転職」に対する判断軸を獲得するための思考法を学べる本だと思いました。

 

この本の中で気づいた点は

・自分のマーケットバリューを測る

・今の仕事の「寿命」を知る

・伸びるマーケットを見つける二つの方法

 

 

・自分のマーケットバリューを測る

自分のマーケットバリュー、すなわち自分の市場価値を測る事は、世の中で自分がどれだけ通用するかを知ることができます。つまり、自分のマーケットバリューが高い状態であると、好きな時に会社を辞めることができ、好きなところで働くことができ流と考えられます。

 

そのマーケットバリューを測る方法は3つの要素、三次元での箱の大きさで測れます。

 

1、技術資産

価値のある技術をどれくらい持っているか?そして、それは「専門性」と「経験」でできています。

 

専門性:職種に近く、営業やマーケティング、デザインなどが例

経験:職種に結びつかない技術。事業部長やマネージャーの経験などが例

 

またこの本ではこの2たつを身につけるべき時期として、20代は「専門性」、30代は「経験」とし、専門性がある人間にこそその経験が回ってくると言っています。

 

2、人的資産

いわゆる人脈。人脈だけで仕事を引っ張ってきたり、その人だからこそ動いてくれる社内の人や、指名で仕事をくれる人がいる状態です。

 

そしてこの本では、「人脈」は40代以降に重要になってくると言っています。

 

3、業界の生産性

その業界にいる人が、平均一人当たりどれほどのたちを生み出しているか。つまり、給与の期待値に当たります。

 

・今の仕事の「寿命」を知る

仕事には寿命というものがあり、「仕事のライフサイクル」と言うものがあるとこの本では言っています。

 

「仕事のライフサイクル」は4つのフェーズに分かれています。

1、ニッチ

誰かが最初にやり始めた仕事。おh家に誰も同じことをしていないので、替えがきかない。

 

2、スター

やがてその仕事が儲かることがわかると、どんどん同じ仕事をする人が増えていく状態。

 

3、ルーティンワーク

一気に仕事が汎用化されていき、プロセスが誰でも模倣できるレベルまで分解され、再現性が出てくる。同じ仕事が誰でもできる状態になっていき、代替可能な状態。

 

4、消滅

企業にとって人件費は大きいため、機械によって代替する方向に進む状態。

 

このような4つのフェーズを経て、仕事が生まれ、消えていくのです。

 

今いる業界が、「仕事のライフサイクル」のなかでどのフェーズにいるのかを把握するのは重要で、業界を間違えてしまえば、せっかくその業界で経験を積んでも、業界がなくなっては、無効になってしまうのです。

 

言い換えれば、これから伸びてくる業界に身を置くことそれだけで、「価値」が生まれるとこの本では言っています。 

 

・伸びるマーケットを見つける二つの方法

上でも書いたように、伸びていく業界に身を置くことはそれだけで、価値のあることになります。

 

では、その伸びるマーケットを見つけるためにはどうすればいいのか?

 

その方法は2つあるとこの本では言っています。

1、複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する

ベンチャーや投資の動向に注目します。言い換えると、世の中の流れに乗ること。

 

具体的にいうと「〇〇業界 ベンチャー」で検索して調べます。転職サイトなどで検索をかけるのです。そこで出てきた企業を片っ端から調べていく。設立年度が若く、投資も集まっていれば、それは「伸びるマーケット」である証拠になります。

 

2、既存業界の非効率を突くロジックに注目する 

この方法はやや難易度が高く、そもそも誰もがすでに良いと気づいているものには、実は価値がなく、反対に、誰かに指摘されて初めて価値がわかるもの、それにこそ価値があります。

 

この本では世の中の賢い人たちは、「100万人の中で1番を目指す」ことでお金を稼ごうとしますが、もっと賢い人たちは「いずれ100万人が参加するゲームに一番乗りする」ことでお金を稼ぐと言っています。

 

「その業界の非効率を突くロジック」は長年続いている業界であれば、つきやすいとこの本では言っています。

 

最初はその専門家からバカにされることも多いでしょうが、価値のあるものと価値のないものは長い目で見ると逆転することも多く、先ほども説明したように「すでに人気のあること」はいずれ仕事の終盤にさしかかっていることを意味しており、反対に、まだ誰も気づいていないことが、「仕事のライフサイクル」の序盤であり、今後伸びていくと言っています。

 

以上がこの本を読んでの気づいた点・実践していきたいです。そのほかにもいい転職エージェントの見極め方、使い方などが載っていますが、自分はまだそこまで考えていないので、割愛させてもらいます。

 

まだ転職を考えているわけではないですが、終身雇用が危ういこの時代に、「自分の市場価値」を磨き、「これから伸びていく業界」に身を置けるように日々、アンテナを張っていこうと思いました。

 

こうやってアンテナを張りながら日々過ごすことで、普段見落としてしまいがちな、ビジネスチャンスに気づけそうな気がしています!!!