スタンフォードの人生を変える教室①
どーもまつまつです。
今日紹介したい本は
ケリー・マクゴニガル氏の
スタンフォードの自分を変える教室
です。
この本はスタンフォード大学の人気講座である「意志力の科学」を講義されている著者が書かれた本で、10週間の講義で話されるエッセンスがぎゅっと詰まった本になります。
内容も相当濃く、物事を「やる」「やらない」の「意志」を強くするためにどのような方法があるかを科学的に詳しく説明してる本で、
実践してみたい項目がたくさんあるので、前半と後半に分けて気づいた点を紹介したいと思います。
この本では自らをコントロールする際「やる力」「やらない力」「望む力」に分けて、それぞれをコントロールする術を紹介しています。
この前半の章の中で気づいた点は
・5分で脳の力を最大限に引き出す
・グリーンエクササイズで意志力を満タンにする
・明日も同じことをすると考える
です
・5分で脳の力を最大限に引き出す
人間の「意志」を司るのは脳の中で「前頭前皮質」であり、その脳の灰白質は増強することができると言われており、その方法の一つに「瞑想」が挙げられています。
「瞑想」を行うことで前頭前皮質への血流が上昇し、注意力、集中力、ストレス管理、衝動の抑制、自己コントロール力が向上すると言われています。
ある研究では3時間の「瞑想」の訓練を行ったことで注意力と自制心が向上するという結果がみられたそうです。
その「瞑想」の方法として
1、静かにじっと座る
2、呼吸に意識を集中する
3、呼吸をしている時の感覚をつかみ、気が散り始めたら意識をする
というものです
最初は5分間からはじめ、少しずつ時間を延ばしていくと良いと言われています。
以前の記事で書いたように
もうすでに朝起きたら「瞑想」を5分間行っているのですが、
中々「呼吸」以外のことを考えてしまったりして、ケッコー「呼吸」だけに集中するのは難しいです・・・
でもこれからも続けてみたいと思います!
・グリーンエクササイズで意志力を満タンにする
この本では意志力を満タンにするために「外に出るのがいい」とされています
この「グリーンエクササイズ」を5分間行うことで、ストレスが減少し、気分も明るくなり、集中力も高まって、自己コントロール力も向上すると言われています。
また、汗をかくまでやす必要はなく、
近くの公園などに散歩する
新鮮な空気を吸いに外へ出て、簡単なストレッチをする
などでいいとされています。
この方法も最近「瞑想」とセットで始めてみました。
・明日も同じことをすると考える
人は先のことを楽観視しやすく、やるべきことを後でやろうと思うだけでなく、後になれば簡単にできてしまうと思いがちであると言われています。
ある行動を変えたい場合、その行動自体を変えるのではなく、日によってばらつきが出ないように注意すると良い
と述べています。
例えば、タバコを吸うなら「毎日同じ本数」を吸うように喫煙者に指示すると、タバコの量を減らせとは言われていないのにかかわらず、なぜか喫煙量が減っていくと言います。
この方法が効果的なのは「明日からちゃんとやればいいや」という言い訳ができない体と言っています。
この方法を利用して日によって行動にばらつきが出ないように、選択を行うたびに、それが将来にわたってずっと影響を及ぼすことを認識するといいと言われています。
自分もこの方法を実践して、やらなければいけないことを先延ばしにしてしまいそうな時に「明日やればいいや」と楽観視せず、「ずっと先延ばしにしてツケが回ってくるのでは」と自分に問いかけてみようと思います。
また次は後半の章の紹介をしようと思います。