京都で勉強会
どーもまつまつです。
今日は京都で某勉強会に参加してきました!!!
内容はあまりお伝えできないのですが、朝から5時間ほどの座学を受けてきました!!!
テーマは「股関節と膝関節の理学療法」(仮)のような内容でしたが、講義を聞いていると普段臨床でも多く出会う股関節・膝関節の疾患の人に対して経験的に思っていることが、根拠を持って考えられるヒントを得たような気がします!!!
そこで気づいたことは「関節」というものは日々酷使しているものであり、事故等がない限り
先天的な骨の形態+日常生活動作(日々の動作・姿勢)
によって関節の変形などを引き起こすものだということを新たに学びました!!!
そういった視点で「関節」というものを捉えると、患者様が変形性の関節症を患われたとき、その関節の変形は先天的な骨の形態と日常生活動作が重なったものであり、そうすると医療面接を行うとき、その方の職業歴やスポーツ歴、日常の座る姿勢・寝る姿勢などを聴取することの重要性に気付けると思います。
また、関節特に下肢の関節は脊柱・骨盤・股関節・膝関節・足関節と連なって構成されており、単一の関節のみで障害が完結される訳ではなく(事故などの場合は除きます)、隣接する関節はたまた運動連鎖の観点でも「関節」を評価しないといけないことがわかりました。
また、変形性の関節になりやすい方の特徴で、研究では、重量物の作業、スポーツ歴、肥満などの関連性が言われていますが、それ以外にも
「よく気が利く人(頻繁に立ち座りをする人)」
が多くなる(エビデンスレベルは低いです)傾向にあるという話を聞いたとき、臨床での変形性関節症や人工関節をされている患者様像ととても一致しているような気がしました!!!
そう考えると、先ほども述べましたが、評価の上での「問診」でその人の職業やスポーツ歴、家族での役割、性格などから、このかたがどんな動作、姿勢を取りやすいかを推し量ることはとても重要であると思いました。
自分はこういう作業が好きなので、逆に関節の状態から「こういうこと昔してました?」と聞いて、当たった時に驚かれるときとかもあります。
このように「関節」というものもその人の歴史を映し出しているものだと思いながら、日々臨床に取り組んでいこうと思いました!!!
目指せ「関節のシャーロック・ホームズ」!!!