今後の老後のために!!!老後までに2000万円貯める方法
どーもまつまつです!!!
今日の本の紹介は
一橋香織氏の
老後までに2000万円貯める方法
です
どんな内容?
この本では、ファイナンシャルプランナー他様々な資格を持たれる一橋香織氏が、人生100年時代を生きていく人たちに向けて、政府が発表した老後2000万円を貯めるためにどうしていけばいいかをマンガ形式と解説で紹介してくれています。
章の構成としては、独身20代編、新婚30代編、子育て40代編、子育て50代編、老後60代編の構成になっていて、それぞれの年代に合わせた貯蓄や、投資、節税のコツが解説されています。なので、どの年代の方が読んでも導入しやすい内容になっていました!!!
本の感想
この本を読んで思ったことは、昨今の日本の年金制度の破綻や、人生100年時代になり、定年を過ぎた後も、まだまだ人生が続くことが予想される世の中で、今のままでは中々貯金はできなく、何かしないとなーとは思っていたのですが、この本を読んで、給料をただ「貯める」だけでなく、もっと積極的に「投資」などをして、お金が増えるチャンスがあるところに持っていかないといけないと思いました。
そしてそのためには知らないといけないことがたくさんありますし、お金を「得」することができないだけでなく、節税できるポイントなどを知っていないと「損」をしてしまいかねないことに気づけました!!!
今でもこれからも切っては切れない「お金」との関係、今から十分に備えることで、自分や妻、子どもにも苦労して欲しくないという気持ちが強くなりました!!!
気づいた点
この本を読んで気づいた点をいくつか挙げます。
分散投資を心がけることでリスクに備える
この本では、実際にお金を増やしていくことを考えるときに、大事な考えとして「分散投資」をすることで、様々なリスクに備えていくことを勧めています。
D'ont put all your egge in one basket. (ひとつのカゴにすべての卵を盛るな)
投資のリスクに対して上の言葉で引用されて、卵をいくつかのカゴにわけて盛ると、たとえひとつのカゴがひっくり返っても他のカゴの卵は割れないで済むし、増える可能性もある。という説明がされています。
逆にひとつのカゴにすべての卵を盛ると、そのカゴがひっくり返ったらすべての卵が割れてしまうように、投資のリスクを例えています。
お金の支出は消費、浪費、投資の3つに分けられる
お金を使うことは全部が消費だけではなく、消費・浪費・投資の3つに分けることができ、それぞれの支出の理想の割合も紹介されています。
消費
生活する上で必要な支出(食費、住居費、水道光熱費、交通費など)
浪費
生活するうえでなくても良い支出(嗜好品、ギャンブル、借金返済など)
投資
将来の自分にとって有益となる支出(教育費、習い事、投資信託、貯蓄など)
それぞれの理想の割合は
消費75%:浪費20%:投資5%
と言われています。
20代、30代、40代に勧められる、外資建て保険・変額保険・iDeco・NISA
では 実際に資産運用していくうえで、この本で勧められている方法が、外資建て保険・変額保険・iDeco・NISAです。ここではそれぞれの特長、メリット・デメリットを紹介したいと思います。
外資建て保険
・保険料が外国のお金で運用されている
・外国は日本より金利が高いので利回りが高い
・為替レートによって支払う金額が変動
・保険料や死亡保険金など日本円で受けてれる金額も変動する
変額保険
・運用が好調の時は増額となり、インフレ対策に向く
・保険料が比較的割安
・死亡保険が最低保証
・運用が不調だと減額するリスクがある
・終身型と有期型があり、終身型は生涯保証が続き、有期型は、一定の期間で保険効果が終了する
iDeco
・毎月掛け金を積み立てて、自分で運用し、60歳以降に受け取ることができる仕組み
・自分で自分の年金を作るシステム
・掛け金が全額所得税控除の対象となる
・運用益に税金がかからず、複利効果が得られる
NISA
・「少額投資非課税制度」のことであり、少額の投資に関しては課税の対象外になる(普通、投資をして得た値上がり益や、配当金に関しては20,315%の税金がかかります)
・新規にNISA口座を開けるのは2023年まで
・最長5年間、最大600万円が非課税(120万年×5年間)
以上がこの本を読んで気づいた点・実践してみたい点でした。その他40代、50代、60代の方向けの資産運用の提案もありましたので、どなたでも活用してもらえる本の内容だと思いました。
お金のことは大事なことだけれど、中々計算とかが難しく、一歩踏み出せない・・・
という人にとっては導入としていい本なのではと思いました。
この本を読んで、自分の老後やいつも貯蓄だけをしているお金を少し、運用に回すことで、教育や老後に備えることができるので、やっぱりお金について考えていくことは若いうちからも大事だと思いました!!!
もう少し、この本で紹介されていた資産運用の方法や、節税のことについて勉強しようと思いました!!!