転職と副業のかけ算
どーもまつまつです!!!
8月9日に発売されました
moto氏の
転職と副業のかけ算
です!
まつまつ転職を考えているわけではないのですが、今後のキャリアを考えていく上で
これからは副業というものが収入や自己成長を加速させていく鍵だと思っているので
この本を手に取り働き方に向き合いたいと思いました
この本で気づいた点は
・企業に依存しないサラリーマンになれ
・企業を成長させる視点を持つ
・本業への余裕を生む副業のメリット
です
・企業に依存しないサラリーマンになれ
昭和や平成時代における「安定」の定義は「大きな企業や組織への所属」にありました。しかし、現代における「安定した企業」は最早なく、今まで当たり前とされてきた、「終身雇用」や「年功序列」の制度は保証されない時代に来ているとこの本では行っています。
会社が倒産しそうな時、他の会社に乗り移るでもなく、ただしがみついているだけでは、今後生き残っていくことはできません。
「生き残る力」を自分自身が身につけておく必要があるとこの本では言っています。
これからの世の中、「本当の安定」と呼ばれるものは「自分はいつだって転職できる」「どんな環境でも、自分でお金を稼げる」状態であるとしています。複数の会社で経験を持ち、自分の価値を高めていくことは一つの自己防衛策であるとこの本では言っています。
しかし、乗り換えるだけが目的の転職や副業は危険であると言っています。どんな会社でもいつ潰れてもおかしくない状況のなかで「いつでも乗り換えられる状態」にしておくことが大切であると言っています。
・企業を成長させる視点を持つ
moto氏が仕事の中で、学生の集客の際とったアンケートの中で
「入社する企業の基準はなんですか?」
と質問すると、最も多かった回答は
「将来的にどの会社でも活躍できるスキルを得られる企業」
だったみたいです。moto氏も実際にそう考えられていたそうです。
しかし、当時の上司に言われた言葉がとても印象深かったとmoto氏は言っています。
「会社を潰さないために一生懸命努力できる人間を採用したい。そういうスタンスのある人間はどんな会社でも、活躍できる。どこで働くかじゃない、自分のスタンスの問題だ」
この話を聞いた時moto氏は自分が恥ずかしくなったそうです。大切なのはスキルではなく、「考え方」や「姿勢」なのだと気づいたそうです。
この本では会社というのは自分が何かを学ぶためにある場所ではなく、お金を生み出し、世の中を良くするための組織なのです。そして、どこでも活躍できる人とは、組織を斉唱させられる人だと言っています。
働く上で大事なのは、「自分が成長できる企業はどこか?」という自分視点だけでなく、「自分が成長させたい企業はどこか?」という視点を併せ持っていないと、いつまでも受け身になってしまうと言っています。
・本業への余裕を生む副業のメリット
moto氏は副業を「本業で得た知見を副業に活かす」かたちで収入を得られています。本業の成果に副業を掛け算することで年収を増やし、個人として稼ぐ力やブランドを伸ばす戦略を展開されています。
ここでは「副業をするメリット」を大きく3つ紹介されています。
1、個人のブランド化
サラリーマンが会社で上げた成果は、会社の看板や組織があってこそできることなので、結果や成果のすべてが自分の実力に依存しているわけではありません。
しかし、副業はすべて自分に依存します。副業では企業の看板はなく、「○○ができる人」という個人のブランド化が必要と言っています。
そのブランド化が「資産」に変わっていくのです。
そして、ブランドを築くことは自信にも繋がり、キャリアにおいても大きなメリットになります。
2、収入チャネルの増加
最近では、大企業でさえも淘汰されていく時代になっています。どれだけ会社に貢献していたとしても、いつリストラ候補になる可能性が誰にでもある時代です。
そんななか、自分の収入チャネルが会社の給与しかない状況は、自分の意向とは無関係に突然無収入になるリスクもあるわけです。副業などを通じて収入源を分散化しておくことは、収入におけるリスクヘッジになります。
また副業はそれだけでなく、生涯年収の増加に寄与します。この稼ぐ力をつけておき、収入チャネルを分散化させていくことは、経済的安定だけでなく、精神的安定にも繋がるとこの本では言っています。
3、本業での市場価値向上
最も大きなメリットとして上げられているのが、この「個人の市場価値向上への寄与」です。「副業での収入があることで、本業でも大きなチャレンジができる」というマインドセットになれる効果です。
「お金は、心の余裕」ともいうように、お金に余裕が生まれることで、大胆な意思決定をしやすくなります。ハイリスク・ハイリターンという言葉があるように、大胆な選択こそが、成功した時の大きなリターンにつながるのです。
また、大胆な選択をして、大きな結果を出すことは、自分の市場価値の向上に繋がります。そして、副収入があることで「失敗したらやめればいい」と、気持ちに余裕ができ、働く上での後ろ盾になるとこの本では言っています。
また、副業で得た知見や人脈が、ダイレクトに本業や自分のキャリアに好影響をもたらすこともあるので、本業を活かして副業に取り組み、副業で得た知見をさらに本業に活かす。この相互効果によって「個人の市場価値」を高めていくことが最大のメリットのなると言っています。
以上がこの本を読んでの気づいた点・行動したい点です。
やはりこれからの時代「今の会社で一生働き続けられる」ということはほとんどなくなってきており、会社が自分を守り切れるわけではないと危機感を持ち、来たるべき時に備えて今からしっかり準備をしていきたいと思いました。
その中での選択肢として「転職」であったり、「副業」があったりすると思うので、常に世の中の状況には目を光らせながら、自分の市場価値を磨き、会社に依存しない、「自分のブランド」を少しでも築いていきたいと思いました!!!