頭のいい子が育つパパの習慣
どーもまつまつです。
今日は子育てをしていく上で
「父親として」どうあるべきか
を学びたいと手に取った
清水克彦氏の
頭のいい子が育つパパの習慣
の紹介をしたいと思います。
この本は「子どもを伸ばすのは父親しだい」という観点から、父親のあるべき姿を
子供と対話する習慣、子ともに対して過干渉にならない程度に見つめる習慣、規則正しい生活をする習慣、父親自身が新しいことに挑戦していく姿勢
が大事であると60項目に渡って紹介しています。
その中でも実践していきたいと思った項目をいくつか紹介したいと思います。
・「うちの子はできる」と思うことから始めよう
・父親の読み聞かせは母親の三倍の効果
・父親が「オアシス」言葉の達人になれ
・説教するときは「叱る」→「ほめる」の順
・「うちの子はできる」と思うことから始めよう
ハーバード大学の心理学者の実施した実験結果に「ピグマリオン効果」というものがあります。
「ピグマリオン効果」とは子供たちに知能テストをする際、その子供たちの先生に「この子供たちが将来、学力が大きく伸びる子供です」と数人無造作に選んだ名前を挙げました。
その数ヶ月後その無造作に選ばれた子供たちの成績がそのほかの子供たちよりも飛躍的に伸びたのです。
つまり、「この子は伸びる」と先生に思われていた子供たちの成績が無造作に選ばれたのにも関わらず実際に伸びたということです。
これを子供の教育に言い換えれば、親がまず子供の可能性に確信を持ち、「この子は伸びる」と思って接すれば、そうでもない子供に比べて大きく伸びる可能性があるということになります。
このように子供に対しては「うちの子はできる」と信じ、子供に対し「加点法」で接していき、子供の可能性を信じていきたいと思います。
・父親の読み聞かせは母親の三倍の効果
この本では「学力」には「目に見える学力」と「目に見えない学力」があると書かれています。
「目に見える学力」とは試験の点数や偏差値で表され、
「目に見えない学力」は思考力や表現力、想像力や集中力と言われるものであると言われています。
子供が成長し、まともな社会人になっていくには、この二つの学力が両方備わっていることが大事であるとされています。
ここで「読み聞かせ」に関しては聴きながら思考力が身につき、本の文体から表現方法を学べ、話に聞き入るという集中力がつくので
「目に見えない学力」の素地を作る上で効果的であると言われています。
その中でも「父親が読み聞かせ」をするには三倍の効果があると言われていて
1、父親の声は新鮮で、注目度が違う
2、子どもは父親が仕事で疲れているのを知っているので、その父親が読み聞かせをしてくれることに、強い愛情を感じる
3、子どもの目から見て強い存在の父親が読み聞かせをしてくれることで、母親が読むものとは違うジャンルの本にも耳を傾けるようになる
効果があると言われています。
なので、積極的に子供が持ってくる本は何度でも読み聞かせをしてあげたいと思います。
・父親が「オアシス言葉」の達人になれ
人とのコミュニケーションを円滑に図るために「オアシス」という言葉があります
オ=お願いします
ア=ありがとう
シ=失礼します
ス =すみません
選挙の時でさえ、新人候補に選挙戦に勝つ秘策として伝授しているぐらいなのです。
この本ではこれらの言葉を父親が普段の生活の中で実践できている家庭の子どもは、感謝の気持ちや謙虚さ、人間として身につけたい礼儀が知らず知らずのうちに身につき、学力もグンと伸びている子が多いと言われています。
家族間でもしっかり「オアシス言葉」を率先して使っていきたいと思います!!!
・説教するときは「叱る」→「ほめる」の順
「お前は〇〇だが△△だ」と言われたとき、一般的には前半に出てきた「〇〇」よりも後半に出てきた「△△」の方が頭に残りやすいとされています。
これを子育てに応用してみると、まずは子どもに対して「この子はできる」と思うことが前提で、二つのことを心がけて叱ると良いと言われています。
1、あくまでも大人として子どもを叱る
あくまでも叱るという行為は、大人が子どもを教え諭すということであり、同じ土俵に立って怒りにまかせて喧嘩することではないのです。
2、「叱る」→「ほめる」の順で、子どもにどこがいけなかったのかを教え、さらに改善しようと思えるようにフォローする
言葉の前半で諭し、後半で子どもの長所やほめるべき点を見つけてフォローする方法がいいとされています。
また、たまに子どもをしかった際「パパだってやってないじゃん」と子どもが口答えしたとき、逆上したりせず、「じゃあパパもやろう」と素直に歩み寄る行動をとるといいと言われています。
また子どもを叱る際には「叱る」→「ほめる」の順で子どもをフォローしていこうと思います。