人生100年時代の恩恵は受けられるか!? LIFE SHIFT ②
どーもまつまつです!!!
今日の本の紹介は
リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット氏の
LIFE SHIFT 第2弾です!!!
この本はAmazonの2017年のビジネス書大賞も受賞しており、世界的にも数多く読まれている本です。
まつまつも遅ればせながらこの本を手にして読んでみたのですが・・・
序章から衝撃的な内容が!!!
「人生100年時代」がいずれ来ることは薄々感じていたことなのですが、その影響が仕事や今後の貯蓄にも影響してくるとは!!!
長生きをすることは良い面も悪い面もあり、それに早くに気づき、行動を起こして行けることはこれからの人生を本当に左右することだなと思いました!
第1弾はこちら
目次
本の構成
この本の構成は以下の通りになっています。
序章 100年ライフ 第1章 長い生涯 第2章 過去の資金計画
第3章 雇用の未来 第4章 見えない資産
第5章 新しいシナリオ 第6章 新しいステージ
第7章 新しいお金の考え方 第8章 新しい時間の使い方
第9章 未来の人間関係 終章 変革への課題
この本を読んでいて気づくこと・まとめたいことが多すぎるので、いくつかの章に分けてこの本の紹介をさせてもらおうと思います。
第3章 雇用の未来
平均寿命が伸びていく中、雇用の体系も変わっていくことは必然です。
もちろん未来を予測することはとても大変です。今の100歳の人たちは、生涯と通じて二度の世界大戦や、共産主義の興亡、中国の衰退と台頭、日常の中では、電気・ラジオ・テレビ・インターネットの誕生など様々な変化えお経験してきています。
このことからもわかるように、今生まれた子どもたちが100年間の間に経験することは予測不可能です。
しかし、過去の経験から学び、今の延長線上の展望を予測することは極めて重要です。
産業の変化
過去100年のアメリカの産業の変化を見てみると、100年前アメリカの働き手の3人に1人が農家もしくは農業労働者であったのに対して、今日ではこれらの職につく人は全体の1%にすぎません。
100年前は農業関係者に肉体労働者と家事サービス労働者を合わせて、アメリカの働き手の半分を占めていたのに対して、現在では雇用の半分をオフィス労働者(専門職、事務職、管理職)が占めています。
将来は、情報技術の発展、ロボット工学と、人工知能の急速な進歩により、雇用を取り巻く環境はさらに大きく変化を遂げることが予測されます。
雇用なき未来と、雇用の空洞化
今日、テクノロジーは目まぐるしい速度で、進歩しており、コンピュータの処理能力が約2年間で2倍の速度で上昇していくとの予想が1965年にされてから、そのようは現実になり、テクノロジーは指数関数的に進歩しています。
1981年にコンピューターに必要なメモリーは640Kバイトあれば十分だと言われてきましたが、それから30年経過してコンピューターの処理能力ははるかに大きくなってきています。
この成長が今後も続けば、8年後に増えるコンピュータの処理能力は、今無人運転自動車に組み込まれているコンピュターの処理能力の4倍に上るとも言われています。
ではこのテクノロジーの進歩が雇用にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
職種を低スキル、中スキル、高スキルに分けて雇用数の増減率を見ていくと、1979年以降、低スキル職とこうスキル職の職は増えているが、中スキル職は減っており、スキルレベルの視点で見ると、労働市場の中央に大きな穴が空いているイメージになります。
この現象を説明するために、仕事を定型的な仕事か非定型的な仕事かに分けることで職種を分解します。定型的な仕事は決して退屈な仕事というわけでなく、仕事のやり方を緻密にマニュアル化できるという意味であり、銀行の窓口作業、工場のラインの仕分けなどが挙がってきます。この定型的な仕事がマニュアル化できることにより、テクノロジーによる「代替」が進んできているのです。
この機械による業務の代替が起こることにより、定型的な仕事を要する中程度の雇用の空洞化が進んでいる原因に挙げられています。
また、テクノロジーは中スキルの職種を「代替」するだけでなく、高スキルの職種の「補完」をしてきています。このことにより、高スキルの働き手の生産性を高め、所得を向上させます。
そして、所得が上昇した高スキルのニーズに合わせて、サービス産業の需要が高まり、低スキルの労働者の雇用が増えていく構図になっていきます。
しかし、この話はこれまでの話であり、これからはコンピューターの処理能力も飛躍的に向上する時代であり、これまでは単純な定型的なスキルがコンピューターに代替されてきたのに対し、これからは高スキルの労働もテクノロジーにより、補完されるだけでなく、代替が始まっていくと言われています。実際、最近ではスーパーコンピューターが専門知識をパターン認識スキルが必要とされる「癌の診断」を始めています。
上記の傾向はその兆しが現在にも見えてきており、増加傾向にあった高スキルの労働者への需要が2000年を境に減少して来ているのです。ある研究では向こう10〜20年の間にアメリカの雇用の47%(6000万人)の雇用が失われる可能性があると言われています。
仕事の未来は?人間にしかできないこと
今後の未来の仕事に関しては、ロボットと人工知能による仕事の「代替」がどこまで進むかでありますが、ある種の人間固有の能力をこの本では2種類挙げています。
まず1つ目が、複雑な問題解決に関わる能力、専門知識、推論の能力、コミュニケーションスキルなどがそれに当たります。人間にはかなり多くのロボットにはない、「暗黙の知」というものがあります。この部分はロボットの高度な分析力をもってしても計り知れないところがあります。
しかし、この分野でもロボット同士がクラウドネットワークを通じて学習成果にアクセスできるなどが可能になれば、学習能力ははるかに早く、人間固有の能力も脅かされてしまいかねないとこの本では述べています。
もう1種類は、対人関係と状況適応の能力です。
ロボットが人手不足を救い、新しい雇用を生む
テクノロジーが人間の雇用を奪うという観点だけでなく、労働力を提供できるという観点もあります。
多くの先進国では、高齢化と出生率の低下により、人口が減り、働き手世代の人口低下が問題になっています。の本の人口は1億3000万人に達した人口が、2060年には8700万人にも達すると言われています。そしてその中でも65歳以上の人口が40%にも上ると言われています。
今後は、雇用の増加よりも人々の労働市場からの退出が、労働人口の人手不足を生むのではないかと言われています。
ここでのテクノロジーの進歩は、大量失業を生むものではなく、生産性を向上させ、人々の消費活動の拡大を後押ししてきました。その結果経済全体の雇用は減っておらず、数々の新しい職も生み出してきています。
では今後の人としてどのようなスキルを身につけていくべきなのか?それは人間が「絶対優位」や「比較優位」を持っている職種を選んでいくことだとこの本では言っています。
このように過去の傾向から将来の「展望」をこの本では述べて来ましたが、この章の最後には「本章の予測はほとんど役に立たない可能性がある」と述べられており、今後必要なのは柔軟性を持って、将来に方向転換と再投資を行う覚悟を持っていくことが重要という言葉で締めくくられています。
まとめ
今日の記事では第3章の雇用の未来についてまとめてみました!!!
3章だけでもとても濃く、重い内容でしたが、読みながら、予測することもとても大事であるけれども、章の最後に書かれているように、柔軟性を持って、この予測を持って様々な状況に対応していく備えをしていこうと思いました!!!
1章だけで記事にできるなんてすごいですね!!!
次は第4章をまとめられればと思います!!!
詳しくは本に載っているので、ぜひ手にとって読んでもらえればと思います!!!
人生100年時代の恩恵は受けられるか!? LIFE SHIFT ①
どーもまつまつです!!!
今日の本の紹介は
リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット氏の
LIFE SHIFT
です!!!
この本はAmazonの2017年のビジネス書大賞も受賞しており、世界的にも数多く読まれている本です。
まつまつも遅ればせながらこの本を手にして読んでみたのですが・・・
序章から衝撃的な内容が!!!
「人生100年時代」がいずれ来ることは薄々感じていたことなのですが、その影響が仕事や今後の貯蓄にも影響してくるとは!!!
長生きをすることは良い面も悪い面もあり、それに早くに気づき、行動を起こして行けることはこれからの人生を本当に左右することだなと思いました!
目次
本の構成
この本の構成は以下の通りになっています。
序章 100年ライフ 第1章 長い生涯 第2章 過去の資金計画
第3章 雇用の未来 第4章 見えない資産
第5章 新しいシナリオ 第6章 新しいステージ
第7章 新しいお金の考え方 第8章 新しい時間の使い方
第9章 未来の人間関係 終章 変革への課題
この本を読んでいて気づくこと・まとめたいことが多すぎるので、いくつかの章に分けてこの本の紹介をさせてもらおうと思います。
序章 100年ライフ
この本の序章では、近年平均寿命が急激に伸びてきており、1世紀前生まれた子供が105歳まで生きる確率が1%出会ったのに対し、今日に生まれた子供は105歳まで生きる確率が50%にも上ると予測されています。
その「人生100年時代」の恩恵を受けるためにはどうすれば良いのか、何が変わるのかを紹介しています。端的に言えば人生は「マルチステージ化」するということです。
従来の教育・仕事・老後の3ステージに渡るものではなく、様々な人生の新しいステージが出現し、家庭や仕事の関係性も大きく変わっていくのです。
そしてそこにはロールモデルはなく、自らが開拓・実験してこの時代を切り開いていかなくてはいけません。
そのためには政府もこの「人生100年時代」の課題を検討していく必要があるとこの本では言ってます。
第1章 長い生涯
先ほども述べたように、最近生まれた子どもたちは、その中でも100年以上生きる確率が過半数を超えるのです。これは日本だけでなく、世界的にもその傾向が見られています。
平均寿命の上昇は10年ごとに2〜3年ずつのペースで伸びてきており、このペースは今も衰えることなく、平均寿命が上昇しており、今後もさらに伸びていくことが予想されます。
その理由としては
・乳幼児の死亡率の改善
・中高年の慢性疾患、特に心臓血管系の病気と癌の対策が進んだこと
・高齢にまつわる病気の克服
などが挙げられます。
この平均寿命の上昇は、世界的にも起こっているとのべましたが、実は途上国と先進国の間でも関係なく、起こってきています。
平均寿命が伸びるのに従い、「健康でいられる」期間も多くなります。つまり不健康な期間が少なくなっていくというのです。
ある人が「不健康」でいる指標として、「日常生活動作(ADL)」(入浴、排泄、食事などの日々の生活に大きな影響を及ぼす動作)を用いて様々な研究がなされてきました。
アメリカの研究では、1984年〜2004年の20年間に体が不自由とされる人の割合は22%から12%に低下しており、95歳以上の人の場合にもこの割合は53%から31%に減っているデータがあります。
第2章 過去の資金計画
この章では長寿化に伴い、重要な事柄の一つ「お金」のことについてのべられています。
ここでは3人の生まれた年の違う人物が登場してきており、その人たちが直面するシナリオを紹介しています。
紹介人物は、ジャック1945年、ジミー1971年、ジェーン1998年生まれの設定です。
この3人の老後の人生を送るために、いくら貯金をしていくほうがいいのかを紹介しています。
条件としては3人とも以下の条件で計算しています。
1、老後の生活資金は最終所得の50%
2、長期の投資利益率は年平均3%
3、所得上昇のペースは年平均4%
4、65歳で引退して老後を過ごす予定
1945年生まれのジャックの場合
ジャックの人生も紆余曲折がありながらも20歳で働き出し、62歳まで働き、70歳でこの世を去ったとしています。
この時代には公的な年金も充実しており、勤務先の企業年金もあり、最終所得の50%の金額で生活を送るのに、個人の貯蓄としては約10%分の貯蓄で良かったのです。
勤労期間が42年であったのに対して、引退後の期間は8年であったことから計算すると、ジャックの場合、勤労期間の所得の約4、3%を貯蓄に回していれば良かったとしています。
ジャックの場合、この時代の平均寿命が70歳前後であり、引退後の期間が8年に止まったことも、好材料になっています。
1971年生まれのジミーの場合
ジミーの場合はまだ勤労期間であり、21歳から働き始め、65歳まで働いて引退するつもりであるとしています。
ここでのジャックとの大きな違いは、一つ目は公的年金が最終所得の約10%ほどまでしか受給できないということ、二つ目に企業年金が受給できないということ。それにより後の約40%を個人の貯蓄で賄わなくてはいけないのです。
この年代の平均寿命は約85歳だとして、勤労期間が44年、引退後の期間が20年間続くことを加味して計算すると・・・
勤労期間の間に所得の17、2%を貯蓄していかなければならないのです!!!
この数字はあまりにも重たい数字であり、この数字の割合を減らしたければ、勤労期間を伸ばすしかありません。
ジミーが所得の10%の貯蓄で、引退後の資金の備えをしようとすれば、70歳代前半まで働かなくてはいけない計算になります。
すでにこの傾向は起こっており、65歳以上の労働参加率は増えてきています。
1998年生まれのジェーンの場合
この年代は100歳まで生きる可能性があるので、もし65歳で引退するとしてもその期間は35年にもなります。
この頃にはより公的な年金を受給できる額が低くなりますが、ここではそれでも最終所得の10%は受給できるものとします。ここでも個人の貯蓄額はあとの40%となるとします。
このような条件で計算をするとジェーンは勤労期間の間に所得の25%の貯蓄を行わなければ、引退期間の最終所得の50%額で過ごしていけないのです!!!この数字は全く現実的ではありません。
なので、ジミーのように勤労期間の貯蓄額を10%に留めるために勤労期間を伸ばすことを計算すると・・・だいたい85歳まで働かなくてはいけない計算になるのです!!!
これは驚愕の数字ですね・・・しかも、お金の価値も変わっていくので今の時代の貯蓄が20、30年後にも同等の価値を持っているとは限りません。
このようにして、「人生100年時代」は長く生きられる代わりに、長く働かなくてはいけない時代になるのです。
しかし、一ついい点として、世帯を持っていて、パートナーも働いている方が、出費の面でも効率が良く、大人二人の世帯に必要な貯蓄額は純粋に2倍ではなく、約1、5倍に止まるとされています。
まとめ
序章100年ライフ、第1章長い生涯、第2章過去の資金計画までのまとめてみました。
いかがだったでしょうか?自分は序章から衝撃的な内容が続いた上に、自分たちの世代は、老後を過ごすために、85歳まで働かないといけないなんて!!!
著者も大学の講義でこのようなテーマを扱い、大学生たちの上記のような話をされるそうです。そうすると皆が黙り込んでしまうそうです。
このように、平均寿命が伸び、同世代の半分以上が100歳になる時代が来ていて、その時代を生き抜くために、健康、パートナーシップ、資金計画など様々な面で、将来に備えておかないといけないと痛感しました!!!
実践やめる習慣(14週目結果発表)
どーもまつまつです!
今日は以前の記事で宣言した
実践!「やめる習慣」の週目の結果を発表していこうと思います!!!
目次
過去の習慣の結果
今週の結果
以前の記事のように「スマホを見る時間」を減らしたいとの思いから始めたこの習慣一日のスマホの見た時間をiPhoneの「スクリーンタイム」のアプリの情報を元に載せたいと思います。
水曜日(9/25)11時間16分
木曜日(9/26)7時間56分
金曜日(9/27)6時間34分
土曜日(9/28)5時間14分
日曜日(9/29)9時間35分
月曜日(9/30)8時間48分
火曜日(10/1)4時間38分
週平均4時間49分でした・・・
先週より2時間53分増えました!!!
やってますね!!!
内訳では主に多い順に
DQウォークが39時間47分!!!
ポケモンマスターズが4時間25分!!!!!
ネットが3時間30分
Youtubeが2時間35分
2chが1時間21分
LINEが30分
でした!!!
ゲーム以外は中々いい時間になっています!!!
ゲーム以外の時間を1時間に減らす努力をします!!!
その他の目標は引き続き・・・
「Appの使用時間の制限」を使って
2chを1日30分
Youtubeを1日15分
ネットを1日30分
に加えて
SNSの時間を1日15分
この制限時間を守れば計算上、1日1時間30分にできるはず!!!
ゲームする時間の対策を考えてみました!!!
それは・・・
家事をしながら、運動しながらゲームをすることにしてみます!!!
そこまでしてゲームをしたいのか?
と思われるかもしれませんが、そこまでしても今はゲームしたいんです!!!
朝の散歩時にDQウォークを朝の料理の支度や、食器洗い等の時にポケモンマスターずをして、家事というプラスのことをしながら、ゲームというマイナスで帳消しにしようという作戦です!!!(勝手に自分で思っているだけ・・・)
情けない話ですが許してください・・・
増税直前!!!9月の読書(後半戦)
どーもまつまつです!!!
増税直前ですね!!!
今日近くのドラッグストアに行ったらトイレットペーパーが全然なくて
買うつもりはなかったんですが???になっていたら増税前でみなさん爆買いしていたんですね!!!
あとで理由を知って点と点が繋がった感じがしました!!!
それはさておき今日の記事は9月の読書の後半戦を振り返ってみましょう!!!
目次
前半戦はこちら
後半戦の読書
読書する人だけがたどり着ける場所
後半戦1弾は
斎藤隆氏のこの本です!!!
この本では読書を通じてたどり着ける「人生の深さ」について様々な本を通じて話しておられます。
「読書」とはその本の著者との「対話」であり、「体験」であるとこの本では言っています。
また、長い年月多くの人に愛される本は何か「普遍的」に共感できるものがあり、それらを通じて自分の故郷や自分自身のアイデンティティを形成していくことが読書ではできるということを教えてくれています。
またこの本では、斎藤氏のオススメの本が数々引用・紹介されており、この本を通じて色々読んでみたい本が増えました!!!
名もなく家事に名前をつけたらその多さに驚いた!!!
第2弾は
梅田悟司氏のこの本です!!
梅田氏といえば、ジョージアのCM「この世界は誰かの仕事でできている」のキャッチコピーを作った人といばすぎわかるかと思います。
そんなコピーライターの梅田氏が長男さんの出産を機に育休を取得されて、その時に感じた「名もなき家事」たちの多さを紹介したところ共感を呼び、この本の出版に至ったというわけです。
さすがコピーライターの梅田氏!誰もが経験したことのあるような普段の名前のつかないような家事たちに名前をつけて、それらを際立たせてくれています。
とても共感できる内容が多かったので、2回に分けて紹介させてもらいました!!!
後半戦の結果
以上!!!
後半の読書は・・・
2冊!?
よく読書を趣味にできたな!っていうレベルですね・・・
前半が7冊だったので9月の読書の結果は・・・
9冊でした!!!
前半のいいペースを維持できなかったですね・・・
その代わりと言ってはあれなんですが、少し勉強のまとめの記事も書けたので、勉強の記事も書きつつ、読書の量を増やしてどんどんアウトプットしていこうと思います!!!
「LIFE SHIFT」がすごい!
どーもまつまつです!
今昨年話題になった「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」を読んでいるのですが
まず序文からすごい!
とてもショッキングな内容から始まります!
それもフィクションではなく今後予想される未来の話なんです!
今20代、30代の方は必ず読んで未来に備えないと!
思わせる内容で本を読み進めながら軽い冷や汗をかきながら読み進めてます!
認知行動療法③
どーもまつまつです!!!
今日の記事は学術的な記事ということで
最近自身でも興味のある認知行動療法についてまとめていきたいとも思います。
少しハードルを下げる意味でも大体1日でインプットした分をアウトプットしていき細かく更新していければと思っています!!!
目次はこちら
過去の記事
ここで参照している本は以下の2冊が主です。
では早速行ってみましょう!!!
行動を変える
行動によって新たな認知の効果を試す
新たな認知の定着には毎日のトレーニングが大事で、新たな認知を行動で検証していく必要があります。
別の本ではこの行動を変えることをコーピングとも呼んでいます。
アクションプランで行動を具体的に決める
新たな認知を行動で検証していくためには、どのような行動が必要なのかアクションプランを立てて、計画し、取り組んでいきます。そのためには以下の手順を踏みます。
1、問題の明確化
現在抱えている問題は何か?その問題を解決するために考えた新たな自動思考は何かを明確にします。
新たな自動思考を試すための方法を考えてみます。その時、出来るだけ多くのアイディアを出すことが望ましいです。
3、行動の選択
考え出したアイディアを一つ一つ検証していきます。その時、その行動を取った時のメリット・デメリット、問題の解決度、その行動をする時間・労力を判断基準にします。
4、結果の検証
最も大切な作業であり、うまくいった行動は、その行動を習慣化します。うまくいかなかった場合は問題点を考え、アクションプランを見直すか、新たな自動思考を見直します。
ブレインストーミング
上のアクションプランの考え方の中で紹介したブレインストーミングについて詳しく紹介します。
ブレインストーミングは、みんなで集まって様々なアイディアを出す方法のことで、どんなアイディアも否定せずに、「質より量」でたくさん出すことが大事です。また、実現ができなさそうなことも一旦あげてみることも大事です。
あげられるだけアイディアをあげれば次は、その一つずつを評価します。評価の基準は4つあります。
1、解決度
2、感情的好ましさ
3、時間・労力
4、メリット・デメリットの比較
それぞれを−5〜+5で評価をつけて、合計点が最も高いものを最良のアイディアとして採用します。
別の本ではこのことをコーピングレパートリーとも呼んでいます。
行動の結果も予測しておく
行動が決まれば、次はその行動を起こした時の結果を予測します。予測は一つではなく、期待通りに行くこともあれば、額通りにいかないこともあります。そこで、期待通りにいかなければ、どのような対処をするかも合わせて予測しておきます。
この対処を決める時のコツとしては、いつもの行動パターンと少し変えてみることです。例えば、頼みごとを断れずに困っているのであれば、思い切って頼みごとを断る場合も考えてみましょう。
この時もトリプル・カラム法を用いるとわかりやすいです。
表の左には新たな自動思考をアクションプランを記入。表の真ん中には、その時の結果の予測と、対処法を記入。表の右にはその行動を行った結果と新たな認知の確信度を記入します。
行動の結果を振り返る
行動の結果を振り返るのも、上で紹介したトリプル・カラム法を用います。この表の右に結果と、その新たな認知に対する確信度を100パーセントで記入します。
結果を検証すれば、次の段階に進みます
1、期待通りの結果になり、新たな認知の確信度が高まった
→今後同じ状況になった時は、同じ行動を繰り返し、確信度をさらに高める
→次の課題として、別の状況のでのアクションに取り組む
2、期待通りの結果になり、確信度は高まったが、別の自動思考や感情でつらくなった
→今後同じ状況になった時は、同じ行動を繰り返し、確信度を高める
→新たに起こった自動思考の変容に取り組む。2つの自動思考の共通するスキーマを探す
3、期待通りに結果が得られず、新たな認知に確信が持てない
→アクションの内容、難易度が適切だったか見直す
→アクションプランを修正し、新たなアクションプランを実行する
上のようにもし期待通りの結果が得られず、アクションプランを見直す場合になった時、以下の点に注意して見直します。
・プランの内容は具体的か?明確になっているか?
・難易度が高すぎないか?
・行動が細分化されているか?
・問題となる認知に結びつく行動か?
・結果を過小評価していないか?
ケース別行動を変えるテクニック
ここでは行動を起こす時、様々なケースで行動を変えられないことがあります。そこで、ケース別に対処法を紹介します。
Ⅰ、気分ひどく、アクションを実行できない
うつ症状が強い時などは行動が億劫になることがあります。その時は、思い切って何か一つでも行動することが、気分改善への第一歩です。
もし、ベッドから出るのも苦痛な時は、おきて歯を磨くだけでもいいと書いてあります。
また、週間活動記録を行うことで、1週間のうち、どんな行動をした時に気分が楽になるかを知ることができ、その気分が楽になれる行動を繰り返し行うことで、つらい気分を徐々に軽くしていきます。
Ⅱ、不安や恥ずかしさで行動できない
人からどう思われているかが気になって、行動が取れないときは、不安が少なくて住む行動から実行に移すような工夫をします。
例えば、不安階層表に不安の高いものから書き込み、その一番下の項目から実行してみるのです。
そうやって一番下の項目が達成できれば、一つの上の行動をしていくようにします。時には、家族や親しい友人の手を借りるのも一つです。
Ⅲ、つい行動を先延ばしにしてしまう
ついつい「今は気分が乗らないから、あとでしよう」などと行動を先延ばしにしてしまう場合があります。
しかし、その場合、最初に気分がありきではなく、最初に行動ありきなので、どんなに待っていても、やる気が向こうからやってくるなんてことはありません。
先延ばしのメリット・デメリットを考える時に難易度・満足度シートを記入してみます。シートの左には行動の内容、シートの右には、その行動の難易度と満足度を予想→結果の順で記入します。すると難易度は予想より低く、満足度は予想より高くなることがわかります。
終わりに
今回は自分でできる認知行動療法の中でも、「行動を変える」方法をまとめてみました。やはり、新たな自動思考を「認知」するだけでなく、その問題を解決する「行動」をできる限りあげて、実行していく。この作業がないと本当の自己解決には至らないと思いました。